SKIPが成功率90%を叩きだす理由とは?
社内SNSの成功率は10%!?
先日、業界最大規模のICTアドバイザリ企業であるガートナーから「社内ソーシャルの成功率は10%程度」との衝撃的な発表がありました。
その主要な原因は「目的の欠如」でした。“Provide and Pray” 方式とよばれる、よい結果が自然に生まれることを期待する方式をとった結果です。社内SNS導入後にコミュニティが自発的に作られ、参加者同士のやり取りが勝手に何らかの価値をもたらすことは非常に難しいことを示しています。
目的が設定されていたとしても、その目的に向かって活動する運営チームが不在の場合、結果として放任主義となってしまい、同じく“Provide and Pray” 方式に陥ります。
また上記の2条件が揃っていたとしても、成果を急ぐあまり全社員に一斉展開を行なってしまうと、瞬間的な活性化の後、急激に利用率が低下してしまう傾向が実績より明らかになっています。
社内SNSの導入プロジェクトは、勤怠管理やワークフローのようなシステムの導入プロジェクトとは性質が異なります。むしろ組織風土の変革や、ビジョンや理念を社員に浸透させていくプロセスによく似ています。この点に気づかないまま進めてしまうと、下で述べるような落し穴に簡単に落ちてしまいます...
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社長などの経営層の承認が得られていない
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上から命令されたので検討を開始している
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ツールの機能と価格しか検討していない
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スケジュールの引き方が作業しか検討していない
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現場と遠い人たちのみで使い方を検討している
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運営事務局にITに詳しい人がいない
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運営事務局に社内政治に強い人がいない
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目標をKPI(数字)のみで設定しようとしている
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チームがなく一人で運営しようとしている
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自分自身が社内SNSの効果に懐疑的である
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まだまだある社内SNSの落し穴
落し穴を上手に避けるにはどうしたらいい?
キーポイントは3つ!
ツール検討に加えて導入プロセスを検討する
運営チームの設立と専門家をチームに加える
理想形のスモールチームを組織して開始する
スタートパックでの活用で落し穴を避けよう!
すぐに試せるSaaS版提供
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思い立ったら利用可能 → 即日に環境提供
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システム部の負担軽減 → 自動アップデート
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あらゆるシーンで検証 → モバイル版提供
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運営チーム立ち上げ支援
無料相談
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導入目的の整理
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運営チーム選定
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社内プレゼン作成
検証期間
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利用規約の作成
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月例ミーティング
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定量/定性評価
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まずは、明確な課題意識を共有すること
初めての社内SNSの導入プロジェクトは、まるで深い霧の中を歩くようなものです。地図がなければどこかに迷い込んでしまいます。SKIPでは、営業によるツール売り込みではなく、豊富な経験を持つコンサルタントが出し惜しみなくそのノウハウをお伝えする「無料相談」をご用意しています。
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そして、運営チーム立ち上げのお手伝い
社内SNS導入の方向性が会社で決まると、次は展開計画と情報漏えいなどへのセキュリティ対策の検討を求められるでしょう。そんな時、SKIPでは運営チームの一員として共に資料作成やユーザ説明を行います。社内SNSの専門家がそばにいる心強さをぜひ体感してください。
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さらに、スモールスタートできる料金体系
失敗の主要因「一斉展開」をなぜやってしまうのか。実は費用が「社員数に対して課金される」ことが大きな影響を与えています。初めから全社員に費用が発生するのであれば、一斉展開しないともったいない。そんな心理を防ぐために、SKIPでは使い始めたユーザのみを課金対象としています。
1.無料相談(1ヶ月程度)
運営チームの立ち上げとして、社内SNSの考え方と一般的な運営計画について対面でご説明します。
お客様には宿題として「導入目的の整理と言語化」と「初期メンバーの選出」お願いしています。
約2週間後の打ち合わせでは、宿題を元にディスカッションを行い、関係部署への説明手順など具体的な進め方を決定します。また、合わせて無償の検証環境をお作りしますので、検証期間の準備としてユーザ管理や初期設定作業を行なってください。
2.検証期間(3ヶ月〜)
初期メンバーにて利用を開始し、活用方法の模索します。また利用規約の作成など、展開に必要となるドキュメントの作成も行います。月に1回の定例ミーティングにて、状況の確認とタスクの実施、課題の解決策検討などを行います。
また秘密保持契約を締結し、お客様のSKIPにコンサルタントが参加させて頂きます。実際の投稿内容や活用状況を把握し、適切なアドバイスを行います。
3.評価
検証期間が2ヶ月経過したタイミングで「アンケートと投稿内容による定性評価」と「統計レポートによる定量評価」を行います。評価と定例ミーティングでの課題リストアップを元に本格導入を検討します。
評価は数値だけに頼ることなく、当初設定した目的に立ち返り投稿内容を評価することが重要です。評価期間が長期化する場合にはご相談ください。
4.本格導入
ポスター等による販促活動や既存業務との連携するなど、利用ユーザを徐々に増やしていくフェーズです。ここの時点でも焦って一斉展開は行わないようにご注意ください。地道に社内説明会を行いつつファンを増やしていくことをお勧めします。
また、検証期間にご提供していた「月1回の定例MTG」「社員向け説明会での登壇」などの導入支援を月額10万円で継続していただくことも可能です。
スタートパックは無料相談から始まります
突撃
インタビュー
無料相談と言いながら売り込むのでは!?
ご訪問時にお伝えする内容を赤裸々にご紹介します
聞くところによるとSKIPには営業マンがいないとのこと。どんな場面でもサポート担当の藤原氏が登場し、コンサルタントとして、また事業責任者としての回答をしてくれるらしい。果たしてそれは真実なのか、本人に直接インタビューしてみました。
インタビュアー/ライティング:古田英一朗
SonicGarden 藤原 士朗
副社長 兼 サポーター
社内SNSを導入したいと思っても、「どこから手を付けたらいいのか?」「よその会社はどのように進めているのか?」「他のITソリューション導入とどう違うのか?」など、悩みはつきないのではないでしょうか?
そんなみなさんのお悩みにお答えしているのが、ソニックガーデンの「SKIP無料相談サービス」です。ソニックガーデンで、社内SNSのエバンジェリストとして、これまでに数十件の導入をお手伝いしてきた藤原士朗が、みなさんのお悩みにお答えしています。
SKIP無料相談サービスとは、どんなものか、当の本人に聞いてみましょう。
- 社内SNSへの関心の高まりを受けて、無料相談サービスを申し込まれるお客様も増えておられるとのことですが、そうしたお客様はどんな状態の方が多いのでしょうか?
3ヶ月後・1年後の姿、言い換えれば、明確な運営計画が立っているというお客様は、経験上、いらっしゃらないと言ってもいいと思います。というよりも、そうした計画が必要なことはわかっていても、計画を立てられなくて困っている、というお客様がほとんどです。組織として社内SNSを導入すること、その導入効果として期待すること、ぐらいまでは明確になっていても、それをどのように具現化したらいいのか、皆目見当が付かないというお客様がとても多いんです。
- 通常のITシステムの場合、導入製品を決めるために必要な競合比較表を作るための問い合わせが多い、と一般に言われていますが、社内SNSの導入の場合はどうですか?
そういうお問い合わせも確かに多いですね。運営と運用の役割分担の下、運用を担う情報システム部門の方が、ツール選定を進めるためにお問い合わせいただくケースです。ただ、そのような場合も、実際に運営を担われるみなさん、広報や総務部門の方、あるいは部門横断的に選任されたタスクフォースの方々の普及計画が立てられた上で、ツール選定の問い合わせに至っているというケースは、ほとんどありません。
- ということは、お問い合わせの内容に違いがあっても、お問い合わせをいただいた段階で、ほぼすべてのお客様が共通して『どのように展開すれば期待される目的を果たせるか』という根本的な問いに対する答えがなくて困っておられるということですか?
おっしゃるとおりです。
- でも、社内展開の計画といえば、普通は有償のコンサルティング・サービスの範疇だと思います。無料相談で相談されても困りますよね?
そんなことはありません。喜んで相談に乗らせていただいています。そもそも、社内SNSというのは他の業務システムと異なり、「それがないと業務ができない」という性格のものではありません。したがって、ツールを選んで、全社的に導入して、利用を義務づけたりしても、社内のみなさんは使ってくれません。
運営にあたるみなさんが、意図を持って施策を講じながら展開しないといけないんです。ソニックガーデンでは、SKIPを導入いただいたほぼすべてのお客様について、この過程を共有してきました。私自身が運営メンバーの一員に加わり、共に悩み、共に汗をかいてきました。時には、社内説明会にいっしょに参加したこともあります。そうして培った経験を新しいお客様に還元させていただいています。そこは、もう一切出し惜しみなしです(笑)。
- すごいですね。でも、それってソニックガーデンのSKIPを選んだ方限定ではないんですか?
それはもちろん選んでいただきたいですよ(笑)。でも、これは最初の一歩としての無料相談のお話です。なぜそんなことをしているか、というと「SKIPを選んでいただくこと」よりも、「社内SNSを導入しようという方々に失敗していただきたくない」という思いの方が、私たちにとって重要であり、優先するからです。
最初の一歩で出し惜しみなしで相談させていただいて、ご担当者からはとても高い評価をいただいたあるお客様なんですが、社内事情で他社製品を選択せざるをえなくなりました。でも、その方とは、その後もお付き合いが続きました。その方は、お付き合いが高じて、SKIPのユーザでないのにSKIPのユーザ会に参加されたぐらいです(笑)。
私は、無料相談の際にSKIPというツールの営業トークは、ほとんどしません。ご要望があれば別ですが。そういうことより、運営の進め方についてご説明を差し上げて、商品選定はお客様にお任せしています。
ただし、ご注意いただきたいんですが、他社製品を使いながら、私のサポートだけ購入する、というのは相当高くつきますよ(笑)。
- なるほど。藤原さんに相談すれば、成功間違いなしですね。
「はい」と二つ返事できればいいのですが、正直なところそう簡単なことではありません。
まず、社内SNSの成功の定義は難しいんです。例えば、100%の社員がひっきりなしに投稿していることを成功と呼ぶのは違和感がありますよね。全社的重要事に対して社内横断的に議論したり、共有したりする場を提供することは社内SNSに求められる効果の一つですが、全社的重要事とはお客様によって異なるので、具体的な成功条件というのは、残念ながら汎用性がありません。でも、こと失敗となれば話は別です。
- なるほど。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」みたいな話ですね。
はい。私たちにも成功の方程式のようなものをご提供することはできません。でも、「失敗しない」ためのアドバイスなら、紙面が許せば今すぐ100でも挙げられます(笑)。よくあるところで言えば、「トップの鶴の一声で社員全員に一斉導入」ですね。やらされ感を感じながらログインしてみれば、肝心のコンテンツは何もない。これでは、二度と使ってくれません。導入時がピークで、あとは下っていく一方になります。
それから、「草の根活動はいいけれど社内調整を怠って…」というパターン。実際に使ってくれたメンバーの間で効果が上がり始めた矢先に、所属部門長の知るところとなり、頭ごなしに業務外活動とみなされて、やる気とシステムを同時に根こそぎ壊される。これもよく聞くパターンです。社内に対する説明会で説明の仕方を間違えて、言ってはいけないひと言を言ってしまったばっかりに…、というパターンもあります。
私にご相談いただけば、こんな落ちなくもいい落とし穴に落ちて失敗することはありません。
私は「必ず成功する」みたいな台詞は口にできない性分ですが、このことは自信を持って申し上げられます。
-では、今世の中一般に言われている社内SNSの定着率と、SKIPの定着率の間には、どんな違いがありますか?
伝えられるところに依ると、残念ながら、世間一般で試みられている社内SNSの導入のうち、9割は失敗に終わっているんだそうです。私が思うに、この9割のみなさんは、落ちなくてもいい落とし穴に落ちてあきらめてしまったんだと思います。
一方で、SKIPをお使いいただいている私たちのお客様はというと、もちろん「全社員が熱心に活用している」というケースばかりとは言えません。でも、「一定の社員が継続的に愛用し、節目節目で一定の業務上の効果を上げている」という評価を社内で得て、2年、3年と継続しているケースが90%以上を占めています。こうした結果を得られているのは、もちろん各社の運営部門のみなさんが強い気持ちを持って頑張り続けているおかげなんですが、落とし穴に落ちないように出し惜しみ無くお手伝いしてきた効果があったとも自負しています。
社内SNSの導入を検討されているお客様には、ぜひお気軽に、SKIPの無料相談サービスにお申し込みいただければと思います。